ポイントサービス用語集

ポイントサービス関連用語集

ポイントサービス用語

  • ポイント付与

    • ご利用金額に応じてポイント付与する機能です。NPSポイントシステムでは、◯円毎に◯ポイントという基本設定の他、ポイントカード・店舗毎のポイント付与率設定、ポイント付与対象金額に消費税額を省く等詳細な設定が可能です。

  • ポイント加算

    • 直接ポイントを加算する機能です。来店ポイント、雨の日ポイント、エコポイント等固定したポイント数付与や、キャンペーン特典、ポイントプレゼント等で利用可能です。

  • ポイント交換

    • ポイントとサービスや商品を交換する機能です。ポイントでの現金値引きする方法や、一定のポイント数と引き換えに商品券を発行や、販促グッズとの交換等の運用があります。

  • ポイント減算

    • ポイントを減算する機能です。商品の返品などで利用します。

ポイントカード・端末関連用語

  • ポイントカード

    • 購入金額や利用回数に応じて、顧客に「ポイント」を付与し、一定以上貯まった顧客に対し値引きやサービスを提供する販売促進手法のこと。単純に紙に判子を押すだけの「スタンプ式」や、カード券面に氏名やポイント残高を表示できる「リライト式」 自社、或いは委託事業者のサーバーで会員情報やポイント残高を管理する「サーバー管理型」などの種類が一般的に広く出回っている。

  • ギフトカード

    • 贈答用カード。従来は紙の商品券が主流であったが、近年ではAmazonやiTuneカードのように、電子ギフトという形で、残高をデータで管理するカードが広く流通している。その場合、基本的には使い切り型が多いが、繰り返し入金して使えるリチャージ式のカードも存在する。(≒プリペイドカード)

  • プリペイドカード

    • カード購入時に事前に利用額を入金(前受け金)し、その残高内で支払いを行うカードのこと。テレホンカードのように、残高が無くなるとカード自体が使えなくなる「使い切り型」と、交通系電子マネーのように繰り返し入金し何度も使える「リチャージ型」がある。(≒ギフトカード)

  • KIOSK端末 キオスク端末

    • 街頭や店舗内に設置される、銀行のATMほどの大きさの情報端末。液晶画面に情報を表示し、操作は画面に触れるタッチパネルを利用することが多い。博物館・美術館などの館内案内や図書館の蔵書検索、病院や会社での受付、駅や役所での交通・観光案内など幅広く使われる。ポイントカードに関しては、ポイントの残高照会や商品券発行に使われる。

  • INFOX インフォックス

    • 株式会社NTTデータが提供する、クレジットカードやJ-Debit決済に加え売上集計機能やポイントサービスにも対応する多機能カード処理端末、及び決済ネットワークのこと。

  • CAT端末

    • Card Authorization Tarminalの略。信用照会端末のこと。クレジットカード利用時に、カード情報をリアルタイムでカード会社に照会し、与信確認を行う。一般的に加盟店契約の際にカード会社から貸し出される。CAT自体に端末という意味が含まれるが猫との混同を避けるためかCAT(キャット)ではなくCAT端末(キャットタンマツ)と呼ばれることも多い。

  • JET-S端末

    • 株式会社日本カードネットワークが提供するオンライン決済端末。クレジットカード・デビットカードの他、接触・非接触ICカードやポイントカードにも対応している。端末機種も据え置き型、モバイル型、スマートフォン型といったラインナップで多種多様なニーズに対応。

  • CCT(端末)

    • Credit Center Terminal(端末)の略。クレジットカード情報センターと接続しそのセンターを介してCAFISと接続している信用照会端末のこと。代表例として、「JET-S」「INFOX」などがある。

  • 退蔵益

    • プリペイドサービスを運用する際、カードにチャージされた金額の一部又は全部が有効期限切れにより失効することにより、前受けした金額が運営企業の収益となること。一般的に、チャージ金額の6~8%程度が退蔵益になると言われている。

  • DLL

    • Down Line Loadingの略。クレジット決済端末において、処理に必要なカード会社情報や加盟店情報などを、CAFISセンターから端末へ登録すること。ポイント機能においては、設定情報やカードエンコード情報などを端末へ登録することを指す。

  • ハウスカード

    • 自社専用として発行し、発行企業が運営する店舗でしか使えないカードのこと。最近ではハウスクレジットカードとして発行するケースは稀だが、ハウスポイントカードは広く流通している。

  • POS(システム)

    • Point Of Sale(システム)の略。販売時点情報管理という意味。店舗で商品を販売する毎に商品の販売情報記録し、集計結果を在庫管理やマーケティングの材料として用いるシステムのこと。予め商品の情報をホストコンピュータに記録しておくことで販売時にバーコード情報によって、販売情報の管理を行うことも可能。

  • リライト端末

    • カードの券面にポイント残高や会員情報などを印字する為の機械。回数に限りはあるが、一度記録した情報を何度も書き換えること(=リライト)が可能。基本的な仕様としては各端末が独立しており、処理時にカードの情報を読み取り、追加された情報を加味して新たな情報を記録する、といったスタンドアロン式が一般的だが、フラッシュメモリを内蔵してその情報を手動アップロードすることによりPCソフトで管理する方法や、モデムを経由して外部のサーバーで情報管理する方法もある。

  • CAFIS(キャフィス)

    • Cerdit And Finance Infomation Systemの略。株式会社NTTデータが提供する利用者数、取引数ともに日本で最大のカード決裁総合サービスのこと。全国の多数の加盟店(店舗、企業)とクレジットカード会社・金融機関をネットワークで結び、カード取引を迅速に処理する役割を果たしている。

販促・マーケティング用語

  • アップセル

    • 上位商品への買替え販売、または追加販売のこと。既存の顧客に対してより販売単価や利益率の高い「上位商品」を購入してもらうことや、互換性の高い別の商品を売り込むことにより顧客単価の向上を目指すもの。ただし、利益のみを重視した強引な売り込みを行うことにより、顧客との信頼関係を失うこともある。ポイントカードに関しては、より高額な商品を購入することで同時により多くのポイントを得られることから顧客の購買意欲を刺激したり既存ポイント交換により得られる特典を利用する際に、さらなる購買活動を促せる、といったケースでアップセル効果が発揮される。

  • RFM分析

    • Recency(最終購買日)Frequency(購買頻度)Monetary(購買金額)の3つの指標で顧客を分類する分析手法のこと。RFM分析はあくまでも顧客を分類するだけのものであり、どの指標を重視するかによって、ぞれぞれの分類の優先順位が変わるため、分析を行うにあたって優良顧客の基準をどの指標を重視するか明確にする必要がある。

  • ROI

    • Return On Investmentの略。投資対効果、投資利益率ともいう。つぎ込んだ資本に対して得られる利益の割合。

  • CRM

    • Customer Relationship Managementの略。主に情報システムを用いて顧客の属性や行動履歴を記録・管理し、それぞれの顧客に応じたきめ細かい対応を行うことで長期的で良好な関係を築き、顧客満足度を向上させる仕組み・経営手法のこと。

  • デシル分析

    • 会員の累計金額や利用回数・発行ポイント数などを上位順に並べ、均等に10等分することで各セグメントの全体に占める構成比を分析する指標。デシルとは10等分の意味。

  • FSP フリークエント・ショッパーズ・プログラム

    • Frequent Shoppers Programの略。ポイントカード等の顧客カードを発行し、顧客一人ひとりの購買データを捉えながら、顧客を購買金額や来店頻度によってセグメントを行う。セグメントごとにサービスや特典を変えることによって個々の顧客に最も適したサービスを提供、かつ効率的な販売戦略を展開して優良固定客の維持・拡大を図るマーケティング手法のこと。

  • O2O Online to Offline

    • Online to(2) Offlineの略。Online(ネット)上での購買活動と、Offline(実店舗)の購買活動を連携させること。または、または、ネット上での活動が実店舗での購買に影響を及ぼすこと。メルマガやWeb上でのクーポン配布等で来店を促す施策や、商品購入前にWebサイトを閲覧するような基本的な行動もO2Oに含まれる。ポイントサービスにおける具体的な例としては、ネットショッピングで貯めたポイントを実店舗でも使えるようにする(又はその逆)など。オモニチャネルとも呼ばれる。

  • コンバージョン

    • 商用目的のWEBサイト上で獲得できる最終的な成果。オンラインショッピングサイトならば商品購入、無料の情報サイトなどでは会員登録がコンバージョンにあたる。CVSと表記されることもある。ネット広告であれば、アクセスに対するコンバージョン率としてCVR(コンバージョンレート)として使われることが多い。

  • ベリファイ入力

    • 入力作業を外部に委託する際、2人の作業員が同じデータをそれぞれ入力し、双方を付け合せて正確性を高める入力手法のこと。特に人件費の安い海外で入力作業を行う際には、誤入力を避ける手段として一般的に採用される。

ネット・セキュリティ用語

  • クラウドコンピューティング

    • ユーザーがインターネット経由で各種サービスを利用する形態のこと。従来はユーザー自身がハードウェア・ソフトウェア等を自身で所有・管理する必要があったが、クラウドコンピューティングを活用すればインターネットが繋がる環境であれば、外部事業者のサービス提供を受けられる。他に、クラウド、ASP、SaaS等の呼称がある。

  • SSL

    • Secure Socket Layerの略。現在インターネットで広く使われているwwwやFTPなどのデータを暗号化し、プライバシーに関わる情報等を安全に送受信することができる。

  • クラスタ構成

    • 冗長化の構成のひとつ。稼働中のシステムにトラブルが起きた際、予備のシステムが稼動される状態になる構成のこと。

  • インプレッション

    • ネット広告において、広告対象のページが表示された回数のこと。これにより、投稿されたネット広告にどの程度アクセスがあったかわかる

  • CMS

    • Content Management Systemの略。HTMLやCSSを直接操作することなく高機能なWebサイトを手軽に構築するためのソフトウェアのこと。ニュース、掲示板、フォトアルバムといったモジュールを選択・設定するだけで目的に合わせたWebサイトが構築できる。サイトデザインのテンプレート(雛形)を用意しているものもありこれにより画像やデザインを自動・半自動的に作成することで効率的にサイトを構築・管理できる。

  • 冗長化

    • システム構築の際、必要最低限よりも多めに設備を用意することにより一部の設備が故障してもサービスを継続して提供できるようにすること。冗長化を行うことにより、必要な設備投資コストは増えるが、システムダウンの影響が大きい企業の基幹システムや決済系システムなどでは、安定してサービスを提供する為ごく一般的に冗長化構成が採用されている。

  • PCI DSS

    • Payment Card Industry Date Security Standardの略。クレジットカードの情報を扱う加盟店や事業者において、クレジットカード情報を安全に取り扱う事を目的としたクレジットカード業界のセキュリティ基準のこと。国際カードブランド5社(American Express,Discover,JCB,VISA,MasterCard)によって共同で設立されたPCI SSC(Payment Card Industry Security Standard Council)という機関によって運営、管理されている。

  • VPN

    • Vertual Private Networkの略。インターネットや通信事業者が持つ公衆ネットワークを使い拠点間を仮想的に接続する技術の総称。専用線を繋ぐ場合に比べ低コストである一方、不特定多数のユーザーが利用するネットワークを介す為、セキュリティを確保する必要がある。

  • プライバシーマーク(Pマーク)

    • 一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)が運営する、企業や団体の個人情報保護の取り組みを推進するための制度。事業者が「個人情報」を「基準」に沿って適切に取り扱っているかを同財団法人が評価し、適切と判断した事業者を認定する。

  • ロードバランス構成

    • システム上で送られてくるデータを同時に稼動している複数の機器へ振り分けることにより一台当たりの負荷を分散するよう構築されたシステムのこと。これにより、集中アクセス時の負荷分散や、機器のトラブルによるシステムダウンリスクを軽減し、システムを安定稼動することができる。